起業

経沢香保子さんが登場!!新規事業の作り方

めぐみ
めぐみ
皆さんこんにちは!

今日はなんと、経沢香保子さんに来ていただいています!

経沢(つねざわ)さんはキッズラインというベビーシッターサービスを展開する女性経営者です。

今日は、経沢さんが昨年11月にキッズラインの新規事業として
家事代行サービスを始められたので、
その背景と、経沢さんが新規事業のアイデアを出したり、
組み立てていくときにどのように考えているのかということをお聞きしていきます。

家事代行サービスとは?その誕生秘話

大東 まずは、家事代行サービスの開始おめでとうございます!

経沢 ありがとうございます!嬉しい。

私がなぜこの事業を始めたかというところを話しますね。

まず、既存のキッズラインというサービスは、とにかく「日本にベビーシッター文化を広めたい」という想いがあって、始めたものです。
今までにないゼロからイチを生み出すことをやりたかったんです。

女性の生き方で男性となにが違うかと言うと、やっぱり妊娠出産する可能性があるということじゃないですか。
それによって物理的に一時期仕事から遠ざかる必要があって、それで困っている社会現象があるので、それを解決するには育児の担い手を増やしたいですよね。

一番柔軟に頼めるものとしてベビーシッターが挙げられますが、
日本のベビーシッターはまだまだ高いし、手続きが煩雑で使いづらかったから、もっとこれが安くて簡単で誰でも使えるようなものにしたかったんです。
他の国には根付いているベビーシッター文化を日本にも広めて、世の中を良くしたいと思ってこの事業を始めたんですよ。

始めてみたら思わぬ需要があったりしました。

女子大生のシッターさんが人気だったりね。
保育科の学生もしかりだけど、普通の学生も家庭教師としてのニーズがあったんですよ。

こういうのを見て、あれ、私意外と視野狭かったなーと。(笑)

それで、キッズラインをやっているうちに、
お母さんの求めるものがもっと見えてきたんです。

お母さんって、子供を見てもらうのもそうだけど、結局時間が欲しいんですよね。

家のことを手伝ってくれる人が欲しいんですよ。

キッズラインのベビーシッターさんの中には、
自主的に空いた時間で「家事もできますよ」といってやってくれる人がいるんですけど、
そういう人がめちゃくちゃ人気だったんです。

シッターさんが家事をやれれば、子供を見た後に家事やったりして、仕事の時間が長くなりますよね。ちょこちょこ色んな家に行って仕事するよりも業務効率が良いわけです。

でもこれって、頼む側もそうですよね。
シッターはこの人、家事はこの人…ってやってたら、色んな人が来てなんか嫌じゃないですか。(笑)
信頼関係が出来ている中で、子供も見てもらえて家事もやってもらえたら、利用者と提供者の双方にメリットがありますよね。

家事代行だけで事業展開する気はなかったんですけど、
キッズラインとして家事代行をする意義はあって、トータルなファミリーライフサポートが出来るからこの事業をすることにしたんです。
自然な流れなんですよね。

私はとにかく、シッターさんに楽しく働いて満足に稼いでもらいたいんですよ。
働く人に仕事が沢山きて成功する。

それがこの事業が成功するために大事なことだと思うんです。

大東  なるほどー!

私も色々こういうサービスを頼むんですけど、いちいち色んなところに予約や登録するのが面倒なんですよね。。

経沢  そうなんですよ。頼むところは一か所の方がいいじゃないですか。

Amazonや総合病院を目指したいんですよ。

大東 そういうニーズはどこから探るんですか?

現場を見ているということなんですか?

経沢 社員が書いてくれる日報を楽しみに読んでますよ。

今日の気づきやサポートセンターからの声を見ると、すごく参考になります。

現場のスタッフさんに雑談感覚で訊いたりすることもあります。

牛角の社長さんが「お客様の声」を毎日読んでいるそうですが、それと同じで、現場から上がってくる声が全て教えてくれます。

現場の声を見てて、家事代行のニーズが分かったんですよ。

クロネコヤマトを目指したい

大東 新しい事業をやるときのアイデアの出し方などを教えてもらえませんか?

経沢 新しい事業をやるときには、視野を広げて初期設定のゴールを大きく設定することが大事です。

キッズラインをやるにあたって何を一番参考にしたかというと「クロネコヤマト」なんですよ。クロネコヤマトの何がスゴイかと言うと、個人間の流通のマーケットを開拓したところです。

日本で通販がこんなに流行ったのはクロネコヤマトのおかげなんですよ。

それと同じパターンで、日本の女性が生き生き働けて輝けるのはベビーシッターがあったからだ、という社会を作りたいんです。

クロネコヤマトを目指しているから、やることはおのずと見えてくるんです。

インフラにしなきゃいけないから、全国展開しなきゃいけないし、
コンビニの数よりもシッターさんの数を増やさなきゃ…という風に決まってくるんです。

目線を上げて目標を大きくもつと見えてくるものが違ってきます。

今までの人生で出会った枠組みを外す言葉

経沢 サイバーエージェントの藤田さんの言葉です。

「僕と経沢さんは同じ人間で能力は変わらない」

「一回決めた目標をあきらめると一生後悔するよ」

この二つは本当に衝撃でしたが、真理でもあります。

スゴイ人を見ると、能力などが違うと思いがちですが、そんなことはないんですよ。
本当に能力は一緒。ただやるかやらないかです。

そして、あきらめなかったら絶対叶うんです。

すごい人の通過した場所に、まだ私は到達していないだけと考えましょう。

例えばダイエットしようと思ったら、運動量増やして食事量減らしたら痩せられるじゃないですか。やるかやらないかだけ。
腐ってないで、とにかく一歩進んでいくこと。

10億、100億の事業も最初は0からなので、やり続けてたらできるんですよ。

夢を描くときは逆算思考したらいいと思います。
どうしても女性は積み上げ思考の方が得意ですけど。
積み上げているときは自分では進んでいることは感じられるけど、他の人からみたら積みあがっていることが分からないです。

ゴールを描いて、それを仲間と共有すること。それをやるには逆算思考が大切です。
その時に、出来ないことを決めないことです。
女子って出来ないと決めつけてガラスの天井を作ってしまうことが多いです。

でも、やり続けてたら絶対出来るんで。

どんな事業でも10年続けたら成功するんですよ。
成功しなかった人は途中で辞めた人です。

大東 夢を描いて、出来ないと考えずに、やるべきことをやっていくということですね。

経沢 そうです。世の中のことは大抵答えがあるので、出来るんですよ。

それを自分が出来ないと感じるのは勿体ないですよ。

女の子はもっと出来ると考えたほうがいいです。

大東 経沢さん、ありがとうございました!

こうやって経沢さんに「できる」といって貰えると、どんなことも出来るような気になりますね!

めぐみ
めぐみ
経沢さんのサービス「キッズライン」もおススメなのでぜひ使ってみてくださいね。

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