愛とは、感情ではなく行動すること。

みなさん、こんにちは!大東めぐみです^^
今日は、プロジェクトFの野田明日香ちゃんに聞き役になってもらいながら、頂いた質問に答えていきたいと思います!
ではさっそく!
コロナで自粛生活が続き、なかなか手放しで楽しめない・・
なにかエネルギーアップできるような本が知りたい!との質問者さまからのご質問です↓↓
いつも感謝がいっぱいあふれてくる放送をありがとうございます。
このところ心がクサクサしていましたが、どんな気持ちで過ごしたいか、自分ができることはなにかを考えつつ、感謝できることをいっぱい感じつつ過ごしていきたいと思います。
こんな時期で不謹慎と思われる方もいるかと思いますが、めぐみさんの「これおもしろかったよ」「この本おすすめ!」っていう手放しで楽しめるおすすめの本をエネルギーアップのために教えてほしいです。
感染拡大をしてはいけないってことと、遊んではいけないってことは、別物。
気持ちは常に楽しく、はしゃぐつもりで。
でも感染拡大しないよう行動をとればいい。
そんなつもりで、今日はおすすめの本を紹介していきたいと思います!
おすすめ本
私のおすすめ本は、ラス・ハリスさんの本
- 「相手は変えられない、ならば自分が変わるしかない」
- 「幸福になりたければ幸福になろうとしてはいけない」
これは、ラスハリスさんのACTっていう心理療法の第一人者の方が書かれている本なんです。
ACTっていうのは、自分の思考を正しく認識・許容して、行動にコミットして、自分の心の状態をよくしていこうというもの。
そのACTっていうのはうつ病とかにも効くんです。
データを科学的にとると、ACTをきちんとやった人はうつ病が有意に改善することが知られているんです。
うつ病っていうと薬飲まないといけないとか思うじゃないですか?じゃなくて心理療法が効く。それくらい効果的なのがこのACTっていう手法です。
もちろん病気じゃなくても、
・生産性の向上
・より良い人間関係を得られる
・性格が前向きになる
・ストレスや不安に対処できるようになる
など多方面で効果があり、すごく生きやすくなります。
自分がどういう考え方の癖をもっているのか客観的に認識し、自分はどういう行動をとっていくのかの指針を持ち、考え方の癖を直していくものがACTなんです。
今不安で行動できないって人も行動しやすくなりますよ。
私が普段言ってること、全部この1冊にまとまってた(笑)
(ふたり爆笑)
このACTってすごく奥が深いんだけど、すっごいおすすめ!
不安をどうやって対処していこうかとか、不安がどういうところから来てるかとか、そういうの書いてくれてる。
そうそう!
不安ていうのはどうして生まれるのかとか。
感情を完全にコントロールすることは無理なのよ。
だって無理じゃん(笑)人間だもん。
感情っていうのは暴れ馬みたいなものなので、コントロールしようとすればするほどさらに暴れるわけ。
だから感情の波が二度と起こらないようにコントロールするんじゃなくて、感情の波を上手く乗りこなすようにすることが大事なんですよ。
イライラして怒鳴り散らすとか、不安にまかせて行動せずお酒ばっかりのんで肝臓を壊すとか。。
そういうのは感情に飲み込まれて、感情に負けてしまってるわけ。
一方で、「人間はイライラもする、不安もある。」と認めていくのが大事で、
それを上手く乗りこなす!
例えば、お酒に頼るんじゃなくてむしろ生産的な行動を取ろうとか、イライラするけどそれをプラスに変えて本音で話し合って良い関係性を築こうとか。
そういうふうに切り替えることだってできるよね!
めっちゃくちゃおすすめ。
で、ラスハリスさんの書いたACTの本の中でも
価値観とか、自分はどういうふうに生きていきたいみたいなのを決めるほうは「幸福になりたければ幸福になろうとしてはいけない」のほうがおすすめ
「相手は変えられない、ならば自分が変わるしかない」は恋愛です!
愛とはなにかってことが書いてあるんですよ。
ラスハリスさんは、愛とは行動だって言ってるんです。
愛とは感情ではなく行動である
愛ってね、多くの人は感情だと思ってるんだって。
その胸がときめくとか、相手に「あ~すてき~」っていう気持ちが愛だと思ってるんです。
でもそんな気持ち、長続きしないんですよ。
一瞬なんです、気持ちっていうのは。
で、3年もときめきはもたない。
だいたい1年でときめきってどんなものにも感じなくなる。
だから愛が感情って思っている人は、愛を続けられないんだって。
だけど、愛を行動だと思っている人は、続くんです。
行動っていうのは自分で決められるから。
ラスハリスさんは「愛とは、愛を表明する行動のことだ」って言ってるの。
L がレッティングゴー=自分の信念や価値観を手放す。
O がオープンアップ=相手の価値観を受け入れるスペースを作る。
V がバリューイング=自分の価値観に基づいて行動する。
E がエンゲージング=相手に対して集中をする。
このLOVEの4つの行動をとっていくことが愛。
LOVEの4つの意味
L=Letting Go
例えば、自分のパートナーに「なんで君はいつもそうなんだ」って言われたとする。
そしたら、それに対して「怒られてる、責められてる、私のことを認めてくれてない」自分の中で色々なジャッジが始まるわけですよ。
で、それをラスハリスさんは頭の中で「妄想が始まる・ストーリーが始まる」って言ってるんだけど、その彼が言った言葉に対して自分が勝手に意味づけをしているのね。
責められてるとか、、自分がのろまだからそういうふうに言われてるんだとか。
そんなふうに言ってるかわかんないのに、自分がそういうふうな判断基準・価値観を持っているから彼が言ったことに対して勝手にそういうことを思っちゃうわけ。
返事が返ってこないと「嫌われたのかな」「怒らしちゃったのかな」とか、勝手に思う。
別に忙しいだけかもしれないのに。
そんなふうに勝手に自分の中で思い混みしちゃうのを、まずレッティングゴーさせる(笑)
O=Opening Up
ですよね。
多くの人っていうのは、弱みをみせるとか弱音を吐くとか自分の本心を相手に見せるということはしてはいけないって思ってるんだって。
大人になれば特に「自分が我慢すればいいや」って。
会社で自分が上手くいかない時にくよくよしてたら「負けた」って感じになるじゃん。
感情を出すとか本音を出すと、現代社会では負けたことになるんだって。
だからほとんどの人は感情を素直に出すってことが出来なくなってるの。
負けだから。
でも、LOVEに必要なのは、オープンにそれを出すことなの。
感情を素直にだせば喧嘩にならないですか?っていうのが既に私たちの持っている価値観なわけですよ。
だから感情を素直にだせば、素直に受け入れてくれる人が居るはずなんだけど、そういうのが思いつかないくらい私たちはそういうことをやらないんですよ。
V=Valuing
だから、本当に大事にしたい価値観を大事にするの!
彼から嫌われているかもしれないという間違った価値観じゃなくて、自分が大事にしたい価値観を大事にする。
例えば、思いやりのある人間になりたいとか、困った人に手を差し伸べられる人間でありたいとか。
自分が大事にしたい価値観を明確にする。
このラスハリスさんが言っているのはね、常識とか、こうしなければならないとか、こうあるべきだっていう当たり前に沿って生きるんじゃなくて、自分がこうありたいっていう価値観に沿って生きなさいって言ってんの。
わかるよ!(笑)
難しいからひとつの学問になるわけじゃん(笑)
私たちは普段できてないから行動療法になるわけじゃん。
でも原理はわかるでしょ?
本音を出してはいけないとか、恋人の前で本当のことを言ったら怒られてしまうとかいうふうなのを会社で言ったら怒られてしまうとか。
こうあらねばならないとか、こうするべきなんじゃないかとか、私たちは学習しちゃってるわけね。
私たちが今持ちたい価値観っていうのがなんなのかというのを、新しく作らないといけないのよ。
本音で生きたいとか、愛情を持って接したいとか、自分の価値を高めるために頑張りたい、強い人間でありたいとか。
強い人間っていうのは、自分の決めたことをきちんとやり遂げられる人間であるとか。
自分が今持ちたい価値観をまた明確にして、その価値観に沿って生きるのがすごく自分自身にとって気持ちいいというか、すごく心地よい人生になるんだって。
E=Engagement
エンゲージっていうのはその人に対して深く関わること。
エンゲージメントっていうのは相手に対する興味を深く持って、相手にちゃんと関心を向けること。
だから、エンゲージするっていうのは、一緒にいるときに相手のことをちゃんと考えるってこと。
スマホを見て、仕事のことを考えて、予定を考えて、昨日のことを考えて・・・
そういうふうに心ここにあらずな状態で人と関わっていたら、それがエンゲージしている状態ではないの。
だけど、その人とエンゲージするってことは、その人の心配事とかその人がなにを大事にしているのかなっていうことを興味をもってその人と本当に深く話すことがエンゲージなの。
だからこのLOVEの4つの行動を取っていくことが愛なんだって。
つまり、愛は感情ではなく行動。
でもね、ラスハリスさんが言ってたんだけど、愛の感情がなくても愛のプロセスを取ることはできるって書いてたんよ。
だから、喧嘩してちょっとムカついてて、今愛の感情がないと。胸のときめきもないと。
なんかこの人のために「なんかしてあげたい、きゅん」みたいな気持ちはないと。
でも感情っていうのはあったりなかったりするから。
なんか良い事してくれて優しくしてくれたら愛の感情は高まるじゃん。
でも喧嘩して愛の感情って下がるじゃん。
でも、愛の感情があるないに関わらず、愛の行動はとることができるんですよ。
行動を起こした結果、愛情は戻ってくる
大事な人に対して自分がどう感じるかっていう感情をコントロールすることはすごく難しい。
けど、大事な人に対して話を聞くとか、自分の本音をきちんと伝えるとか、注意散漫じゃなくて今一緒にいる人に注意を払うとか
そういう行動はいつでも起こせるじゃないですか。
そういう行動を起こした結果、愛情は戻ってくるんだって。
愛の感情が。
だから、相手を変えるんじゃなくて自分を変えるって話なのよ。
結局相手がどうこうしてくれたら自分は幸せになるって考え方だと、いつまで経っても自分は幸せになれないわけね。
なんでかっていうと相手はコントロールできないから。
だけど、自分の行動っていうのはいつだって変えられるわけじゃないですか。
自分さえ変わればいいわけだから。
だから、自分の行動を変えていく。
なにかを期待するんじゃなくて、自分からLOVEの行動をとる。
行動することによって自分の中の愛を戻す。
自分はどういう人間でいたいのかとか、自分はどんな価値観でいたいのかとかっていうのを明確にし、それにしたがって生きていく。
どうでしたか?
めちゃくちゃよかったので、ぜひみんなも読んでみてね^^
今回紹介した本はこちらです★
Voicy
「相手は変えられない、ならば自分が変わるしかない」
●野田明日香
ネイリスト歴17年
ネイルスクール「ちゅらら」運営
youtube「あすか先生のネイルやあれやこれ」
主にネイル検定を受ける人に向けての動画を投稿していて、ネイリスト目指す人には必見動画!
よかったらこっちも見てみてね^^