みなさんこんにちは、大東めぐみです。
今日は「ビジネスで売れる」にも「異性にモテる」にも大きく関係する?!
「マーケティング」の神様の話をシェアしていきたいと思います。
なぜあの商品は売れるのか、
なぜあの人はモテるのか、
そこには”ある”法則があるんです。
そんな”法則”を教えてくれるのは、経営難に陥っていたテーマパーク、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンをV字回復させた人物として知られる森岡毅さん。
今日はその森岡さんが書いた名著中の名著。
ビジネスをする人は絶対に読んだほうがいい一冊「USJを劇的に変えた、たった1つの考え方」
本の紹介も交え、その理由についてお話していきます^^!
USJ を劇的に変えたたった一つの考え方
USJはオープン後、間もなくして入場者数が落ち込み経営不振となります。
そこで何とかしようと社長が呼んだのが、森岡毅さん。
森岡さんが来てからというもの、毎年入場者数が増えていきます。
そして入場料も値上げ。
値上げしたにも関わらず入場者数は増えていく…
そうして、奇跡のV字回復となるのです。
・2015年 東京ディズニーシーを抜いて世界4位のテーマパークへ
・2016年 東京ディズニーランドを抜いて日本一のテーマパークへ
この大逆転の秘訣が、マーケティング思考だよっていうことを話している本なんです。
森岡毅さんは、元々 P & G に働いていて、ヘアケアの業績を劇的に伸ばしたマーケティングのプロなんです。
私が、「価値観を変えてマインドセットが変わったら、行動が変わって上手くいくようになり、結果が出るんだよ」って話をしたと思うんですけど、それって実は森岡さんの研修で聞いた話だったりもするんですね。
本当にめちゃくちゃ勉強になるので、ぜひ読んでみてね!
仕事も恋愛も、マーケティング思考が必要
じゃあね、なんで USJ が V 字回復できたのかっていう話です。
これは一言で言うと、自分が作りたいものからお客様が欲しいものに変えたってことなんです。
USJがもともと作りたかった世界観とは、
映画の世界観をそのままアトラクションで表現すること
でも、そこでなにが問題だったかというと、
- 映画を娯楽で見る人は10%くらいしかいない。
- 映画のアトラクションの建設は、通常の建設よりめちゃくちゃお金がかかる。
ということ。
つまり、USJ は莫大なお金をかけながらエンターテインメントの10%の人にしか刺さらないコンテンツを作り続けることになっちゃうんですよね。
これが、自分が作りたいものを作っているという状態。
そこで森岡さんは、「お客様が求めているものは、必ずしも映画だけじゃない」という視点にたどり着きます。
世界最高のエンターテインメントのセレクトショップにUSJを変えていく
そこから舵を切って、
・ポケモン
・エヴァンゲリオン
・進撃の巨人
・ワンピース など
日本が生んだエンターテインメントをイベントとしてどんどんやり始めたんですね。
そうすると、毎回企画が当たって。
(約97%の確率で当たってたらしいんです!)
入場者数はうなぎ上り。
それで単価もあげられたわけなんです。
これが本当に大事な考え方で、自分たちが何がやりたいか、何を提供したいかっていうことよりも、お客様が何を求めているか、お客様がどんなものが欲しいのかっていうことを考えた方が売り上げは上がる。
これね、恋愛も同じなんです。
恋愛がうまく行かない人は、自分視点になりすぎてる。
お客様以上に、お客様のことを理解する
お客様というのはなにがほしいのか自分でも言語化できていない場合もすごく多いんです。
例えば、
「どんなアトラクションがほしいですか?」
と聞いたときに、
「ん~・・楽しいアトラクションかな」
ていうように、自分が何が欲しいかを明確に言語化できていない場合も多いんです。
だからこそ、
- 提供者側が本当に何を求めてるんだろうか
- どんなものがあったらこの人達は喜ぶんだろう
っていうことを、お客様以上に理解して考える必要があるんです。
お客様はワンピースのアトラクションなんて見たことないわけじゃないですか。
だけど、ワンピースっていうマンガやアニメを見て、ワンピースっていうのは面白いって思ってるんですよね。
じゃあ、この漫画を読んでいる人たちが
- どういうアトラクションで
- どういう世界観で
- どんなイベントを立ち上げたら
「喜んでくれるのだろう」ということをお客様以上に考える。
お客様の潜在意識・真相心理はなにか、自分でも言葉になってないぐらいの欲っていうものをきちんと形にしてあげたら、
「もう、わー!なんでわかったのー!」
「なんで私が欲しいものがわかったの!」
てなって、爆発的なヒットになるわけですよ。
これ、恋愛上手な人もまさにそうなんですよね。
モテ男とかモテ女子って、相手のニーズを汲み取って考えてあげることがすごく上手なんです。
どうしたら相手が喜ぶかっていうことに視点がいっているんです。
マーケティングのゴール
マーケティングのゴールは、物を売り込まなくても売れるような状態にすること。
つまり、相手が本当に欲しいものがそこにあったら、自分から売り込まなくても売れるわけじゃないですか。
マーケティングのゴールってそこなんですよ。
サービスでも物でも、相手が本当に必要としているものを作ることによって、必要以上に売り込んだりせずに売れていくっていう状態を作るのがマーケティングなんですね。
これって、本当に理想の状態じゃないですか。
売れたい、モテたい人はマーケティングの勉強をしよう!
マーケティング思考は、私たちの日常生活でも使えるんですよ。
例えば
「Twitterでなにを書こうかな」
「ブログになにを発信しようかな」
と、自分の言いたいことをそのままTwitterやブログに書くんじゃなくて、
「相手はなにを聞くと喜んでくれるかな」
「相手はどんな情報を求めているかな」
っていう視点を入れるだけで、全く変わってくるわけなんですよね。
子どもや旦那さん、彼氏に対する対応もそうなんです。
自分の「こうしてほしい」を本当の意味で叶えたかったら、相手の求めているものや欲しいものに気づかなければいけないんですよね。
自分の気持ちをそのまま伝えても、それは効果が低いんです。
「どうすれば夫は家事に参加したくなるかな」
「参加したくない気持ちはどこから来てるんだろう」
「子育てのどの部分だったら楽しんでもらえるかな」
みたいな感じで、相手の理解にまずは努めるわけですよ。
毎日の生活の中でそれをやっていけば、いつのまにか旦那さんは、自ら楽しんで家事をしてくれたり楽しんでくれたりするようになるわけですよ。
これがマーケティング思考(笑)
自分がしてほしいことをしてもらうためには、まずは相手の気持ちや相手の潜在ニーズを相手以上に考える。
そこから「こういうふうにしたら、こういうふうにやってくれるかな」ということをプランニングしてやってみるわけです。
いかがでしたか??
ビジネスだけでなく日常生活でも使えるので、ぜひみなさんもマーケティング思考を身につけてみてください!
メグラジオでもどんどん配信していくので、ぜひ楽しんで聞いてくださいねー^^!
「お仕事もモテもうまく行く?!マーケティング思考のススメ」
↓ ↓
https://www.voicy.jp/channel/765/32108
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